TECHNICAL INDICATOR

ADX

ADXは、相場にどれくらい強いトレンドが出ているかを確認するテクニカル指標です。

現在のADX参考値

USD/JPY / 1h の最新データをもとにADXを算出しています。

ADX 現在値 10.7
状態 レンジ傾向
サンプル USD/JPY

※この値はFX DATA LAB内の保存データから算出した参考値です。取引会社やデータ配信元により数値が異なる場合があります。

ADXの目的

ADXは、相場がトレンド相場なのか、レンジ相場なのかを判断するために使われます。 重要なのは、ADXは「上昇しているか」「下降しているか」を直接示す指標ではなく、 トレンドの強さだけを示す指標だという点です。

たとえばADXが高い場合、上昇トレンドでも下降トレンドでも、相場に強い方向性が出ている可能性があります。 逆にADXが低い場合は、価格が上下に振れていても明確なトレンドが弱く、レンジ気味と判断しやすくなります。

ADXの計算方法

ADXは、DMIという指標の一部として使われます。 DMIでは、上方向の値動きを示す +DI、下方向の値動きを示す -DI、そしてトレンドの強さを示すADXを計算します。

基本的には、各ローソク足の高値・安値・終値からTR(True Range)を求め、 上方向の変化幅である +DM、下方向の変化幅である -DM を計算します。 その後、これらを一定期間で平滑化し、+DIと-DIを算出します。

ADXは、+DIと-DIの差がどれくらい大きいかをもとにしたDXを、さらに平滑化して求めます。 一般的には14期間がよく使われ、ADXが高いほどトレンドが強い状態と見ます。

FXでのADXの使い方

一般的には、ADXが25以上になるとトレンド発生中、35以上になると強いトレンドと見ることが多いです。 一方、ADXが18未満の場合は、明確なトレンドが弱く、レンジ気味と判断しやすくなります。

デイトレードでは、ADXが高い通貨ペアを優先して監視すると、トレンドフォローの候補を見つけやすくなります。 ただし、ADXだけでは売買方向は分からないため、移動平均線、MACD、ダウ理論などで方向性を確認する必要があります。

たとえば、ADXが25以上で、MA20がMA50を上回り、MACDヒストグラムもプラス方向にある場合は、 上昇トレンドの継続を確認しやすくなります。 逆にADXが25以上で、MA20がMA50を下回り、MACDヒストグラムもマイナス方向にある場合は、 下降トレンドの継続を確認しやすくなります。

ADXを見るときの注意点

ADXはトレンドの強さを見る指標であり、売買方向を直接示すものではありません。 ADXが高いから買い、ADXが低いから売り、という判断はできません。

また、ADXはやや遅れて反応するため、トレンドが始まった直後や転換の初期には判断が遅れることがあります。 そのため、実際の取引では、ダウ理論による高値・安値の切り上げや切り下げ、 MACDのモメンタム、RSIの過熱感などと組み合わせて確認することが重要です。